普通預金について
普通預金で知っておくべきこと
普通預金にお金を預け、実際私たちが得られる利息は、どのように計算されているか知っていますか?利息は毎日の残高に応じて計算され、20.315%を税金として差し引いたものが1年に2回預金に組み入れられます。(1か月に1回というところもあり、銀行によって異なります。)利息がつく最低単位は1円で、毎日の残高に対して1年を365日とする日割り計算で利息を計算しています。分かりやすく説明すると、「残高×金利×1/365=その日の利息」となります。
ところで皆さんは、休眠口座という言葉を聞いた事があるでしょうか?休眠口座とは、口座への出入金が長期間行われておらず、預金者への連絡も取れなくなった状態の預金口座の事です。法律では5年以上放置すると権利を失うと定められていますが、全国銀行協会は自主的な規定で10年以上としています。この期間を過ぎた後は、銀行の利益として計上されます。大切な資産は預けっぱなしにせず、きちんと管理するようにしましょう。
また、預金の口座を開設する前に一つ注意しておきたいのが、口座維持手数料です。ほとんどの銀行では口座維持手数料が無料ですが、一部の銀行では預金残高が一定額を満たしていない場合に口座維持手数料が発生する事があります。しかしこのような銀行には、金利が高い・ATMの時間外手数料が安いなどのメリットがある事が多いです。よく考えて選ぶようにしましょう。また、2年以上出入金が行われていない口座を休眠口座とみなし、休眠口座管理手数料を徴収する銀行もあるので、注意しましょう。
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