普通預金について
普通預金の特徴
普通預金とよく比較されるのが定期預金です。普通預金の特徴について、定期預金と比較しながら説明したいと思います。定期預金は満期になるまで口座からお金が引き出せませんが、普通預金はいつでも引き出し・振り込みが出来ます。お金の流動性があり便利な分、普通預金の金利は定期預金ほど高くありません。
金利について、定期預金は固定金利のものが一般的ですが、普通預金は変動金利です。金利は各銀行が自由に設定出来ますが、現在は超低金利なので0.02%に設定している銀行が多いです。また、これは定期預金も同じなのですが、利息には税金がかかります。税率は利息の額に関わらず一律20.315%で、内訳は国税15%・地方税5%・復興特別消費税0.315%となっています。( 復興特別所得税は2037年まで。)
普通預金口座を作ると、キャッシュカードと通帳が発行されます。キャッシュカードは各銀行のATMと提携ATMで使用することが出来ます。以前は磁気カードが主流でしたが、偽造カードによる犯罪が多発したため、近年はICカードへの移行が進んでいます。通帳について、最近はネットバンクをはじめ一部の銀行では通帳を発行していません。この場合、出入金の明細はインターネット上で見ることが出来ます。また、一部の銀行ではキャッシュカードと通帳のデザインを複数から選ぶことが出来ます。
なお、銀行によっては商品の名前が「スーパー普通預金」となっていたり、ゆうちょ銀行では「普通貯金」となっていたりしますが、これらは愛称のようなものであり、基本的な内容は同じです。
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